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「はっやーい!もうできたの?明智君に先を越されちゃう前に捜査本部に急がなくちゃ。ついて行きたいところなんだけど、私はちょっと仕事を思い出したのでここまでで。今日はどうもありがとうね。明智君の事で何かあったら連絡してちょうだい」

伊武とはここで一旦解散しあなたは捜査本部まで全力で走りました。

 

捜査本部の本部長の部屋に入るとそこには明智君がいました。

「僕の方が一足早かったようだね。実はね僕は福知山城の方を先に回ったんだ。その方が導線的に近道ができると思ってね。毎回負けるわけにはいかないからね。ことさら今回の依頼は捜査本部だ。今回は僕が勝たせてもらうよ」

明智君は鍵を回します。

(ガチャガチャ)

「あれ?おかしいな。何回やっても開かないぞ」

鍵の番号を覗き込んでいるあなたは明智君と自分が導いた番号が違うことに気がつきました。

あなたは金庫の鍵を回しました。

(カチャリ)

あなたの番号で金庫の鍵は開きました。

「これで捜査が進められる。助かりました。それにしても明智君よりも先に開けるとは!」

『あ、伊武さんだ。BARでどっこいせの資料に不確かな情報を書き足していた』

あなたの心の声が明智君にも聞こえたのか聞こえないのか漏れ出てしまいました。

「なるほどね!君はそう言うことをするんだね。この僕だってズルをされちゃあちょっとは怒るさ。僕を本気にさせるとはね。正式に探偵対決の勝負を挑むよ。次の依頼で勝負だ。僕は絶対に負けない」

そういうと、明智君はあなたに紙切れを1枚渡して外に出て行きました。

 

紙切れには手書きで一言だけ

【あのフリーライターには気をつけろ】と書かれていました。

 

本部長があなたに話しかけてきました。

「本当に感謝します。この金庫には福知山に隠された宝石の情報が入っているんです。ある盗賊に狙われていましてね。明智君と一緒に捜査をしていましたが、我々にまた1人心強い味方ができたようですね。そうだ。今回の依頼、鍵の番号の解読の報酬をお渡ししないといけませんね」

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