ALL SMILES

すぐに​明智少年に電話をしました。

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「え？鬼と烏が住む山？もしかしたら鬼ヶ城（おにがじょう）と烏ヶ岳（からすがたけ）の間に宝石があるんじゃないか？さっきフリーライター伊武がその山にいると言う情報が入ったんだよ」

なんとなく怪盗逮捕の時が近づいていると察したあなたは明智君との電話を終えると、アイテムを取りに事務所に戻りました。装備を整えていると所長が事務所に入ってきました。

 

「怪盗逮捕の瞬間が近いようですね。ここからは慎重に行動をした方がいい。最後まで自分だけを信じるのです。明智少年さえも疑った方がいい。私もできる限りのサポートをしましょう。そうそう。最新家電の組み合わせでエリア内の電波を全て拾えるアイテムを発明したんだが、さらに改良を重ねてスマホの中身まで検索できるようにしたんです。怪盗・宝石・明智のキーワードでフィルターをかけて出力してみましょう。これは暗号化されたメッセージにも対応しているのでスマホでメモを取っていてもフィルターにしっかり引っかかる優れものなのですよ。ほらすぐに出た。これが出力結果です。怪盗は女性だと判明しました。AIによると99%伊武と一致。なるほど。ちょっと待っていてくれ。頼みたいことがある」

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所長はメモをとっています。

【怪盗の正体は99％伊武であります。本部長に提案をする。怪盗は運動神経抜群であり変装の達人。全捜査員で山を包囲するべきだ】「お使いを頼まれてくれ。これを本部長に渡してもらいたい」

 

急いで本部長の所へいきました。

 

「ミツヒデ探偵所の発明品でそこまで分かったのか！所長からの手紙。ありがとう。山を囲むとなると全捜査員では足りない、全職員で山を包囲するのだ。これは今までで最大のチャンス。この山に閉じ込められればもう逃げ場は絶対にない」

あなたは本部長と一緒に山に向かいました。途中で明智少年も合流します。

 

数時間後・・・

 

捜査員による伝言です。

「本部長！山を全包囲。完了しました。只今より捜査範囲を狭めて怪盗を炙り出します」

明智少年があなたに話しかけてきます。

「なんだか全てが上手くいきすぎている気がするんだ。怪盗の手のひらで踊らされているような。引っかかるんだよ。福知山に眠る宝石なんて突然出てくる話か？それも最近になって。本部長の話だって筒抜けの可能性が高いだろうし。もしも伊武が怪盗ならばそう簡単には捕まらないと思うよ。怪盗Wはそんなに甘くない」

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数時間後・・・

 

捜査員から伝言が届きました。

 

「女性ライター伊武を確保！山の中で眠っていました」

 

「特別捜査本部を作ってから３年。ようやくこの日が来たのか！怪盗W捕まえたぞ！」

 

「ちょっと待ってその人はもしかしたら伊武ではないかも。そもそもここに宝石などない。そんな気がする」

「明智君。どういうことですか」

「敵は本能寺にありだ。怪盗の狙いは宝石ではない。宝石があると言う情報も全て怪盗の計画した嘘の情報だったんだ。なんか全部上手くいきすぎている感じがしたんですよ。僕には全て分かりました。怪盗Wの正体も奴の狙いも。福知山にいる全職員がここにいるという事はどこかが手薄になっている。怪盗の狙いはそこです」

 

「本部長！市役所の倉庫に何者かが侵入しています」

 

「怪盗の狙いは福知山市の倉庫にある最新家電などの豪華な景品だ！誰だっけ？最新家電を必要としているのは」

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犯人は？

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​犯人の検討がついたらテキスト冊子の18ページに進んでください。